一定の料金を払えばアニメ動画が見放題になるサービスは、過去の名作から最新作までが見られることもあり、人気コンテンツとなっています。
アニメ動画見放題サービスは大きく分けて大手キャリア系、テレビ局系、独立系があります。あなたにとって、おすすめはどのサービスなのでしょうか。
アニメ動画の本数の多さが魅力!大手キャリア系
意外と侮れないのが、以下の大手キャリア系のサービスです。キャリアと契約していなくても利用可能なうえ、料金も意外と安く、ダテに高い通信料金取っていないことが分かります。(価格はすべて税別)
・dアニメストア
・アニメ放題
・ビデオパス
dアニメストア
ドコモ系のアニメ見放題サイトですが、ドコモと契約していないと見られないということはありません。auやソフトバンク、MVNOのユーザーであっても、サービスは利用可能です。
特筆すべきは、作品数の多さです。見放題の対象となっているのは3000作品近くで、その中には現在放映中のものもあり、時間が合わない人にとっては便利です。
最近注目されている「2.5次元」やアニメソングに力を入れているのも特徴です。アニメ作品の舞台や、アニソン関連の動画も鑑賞可能です。
これだけ盛りだくさんの内容でありながら、月額利用料金は400円とリーズナブルに設定されています。ただし、ドコモユーザー以外はクレジットカードが必要です。
アニメ放題
こちらはソフトバンク系のアニメ見放題サイトです。dアニメストアのライバル的存在で、ほぼ同レベルのコンテンツを取り揃えています。こちらも、ソフトバンクのユーザー以外も利用可能です。
dアニメストアとの違いは、キッズアニメにも力を入れていることです。コアなアニメファンだけでなく、家族揃ってアニメを見たいという人にも向いています。
アニソンコンテンツについては、バックグラウンドでの再生が可能になっており、アニソンをBGMに設定することも可能です。
月額利用料金は400円で、dアニメストアと同額です。問題はdアニメストア同様に、ソフトバンクユーザー以外はクレジットカードが必要なことです。
ビデオパス
au系の動画サイトです。アニメに特化しているわけではありませんが、作品数はそれなりにあり、アニメファンも満足できるレベルです。
さすがにdアニメストアやアニメ放題のような専門サービスと同レベルというわけにはいきませんが、それでも最新の作品をはじめ、さまざまな作品が鑑賞可能です。
映画館の割引サービスがあるのも、大きなメリットです。ネットでの鑑賞だけでなく、たまには映画館に行ってみたいという人にとってはピッタリです。
プランは4つありますが、見放題プランは月額526円です。こちらも、auユーザー以外はクレジットカードが必須となっています。
特定の局に特化しているテレビ局系
民放テレビ局系は、その局で放映されたコンテンツに特化しています。ややジャンルに偏りはありますが、他では見られない作品が鑑賞できるメリットがあります。
・FODプレミアム
・Hulu
・あにてれ
FODプレミアム
フジテレビ系の動画見放題サービスです。アニメに特化しているわけではありませんが、フジテレビ系列で放映された作品を幅広く網羅しているのが特徴です。
注目のコンテンツとしては、ファミリー向けアニメの「サザエさん」が挙げられます。1960~70年代の懐かしい作品も収録し、家族揃って昔の作品を楽しめます。
フジテレビ系列のアニメといえば「ノイタミナ」が有名ですが、ノイタミナ枠で放映されたちょっと通好みの作品も提供されており、幅広い層に対応しているといえます。
月額利用料金は888円で、ちょっと高めなのが残念なところです。ただ、Amazonペイに対応しネイルなど支払い方法が多彩で、クレジットカードがなくても利用可能なのはうれしいところです。
Hulu
かつては独立系のひとつでしたが、現在は日本テレビの子会社が経営母体となっているため、実質的に日本テレビ系と考えていいでしょう。
元が独立系であったためか、日本テレビ系だけではなく、他の系列で放映された作品についても豊富にラインナップされているのが特徴です。
海外の子供向けチャンネル「ニコロデオン」の視聴も可能になっており、コアなアニメファンだけでなくファミリー層も楽しめます。
問題は月額利用料金で、933円とFODオンデマンドより高くなっています。クレジットカードがなくても、コンビニなどでHuluカードを購入すれば、料金支払いに利用できるのはメリットです。
あにてれ
こちらはテレビ東京系のサービスです。上の2つとは違い、明確にアニメコンテンツに特化しているのが大きな特徴です。
テレビ東京系といえば、アニメ作品の放映が多いことで知られています。その豊富なコンテンツを提供しているのですから、面白くないわけがありません。
有料会員だけでなく、無料会員になることもできます。その場合でも、限られた番組ではありますが、無料で鑑賞できるコンテンツが用意されています。
月額利用料金は700円で、他の民放系と比較すると安めです。支払いは基本的にクレジットカードですが、iOSデバイスを使っている人はiTunesカードでの支払いにも対応しています。
それぞれ特色豊かな独立系
独立系は有名どころが多いです。中にはロボットアニメなどに特化したところもあるなど、そのサービスならではの特色を前面に出しているものもあります。
・U-NEXT
・Amazonプライムビデオ
・バンダイチャンネル
U-NEXT
アニメ実写合わせて14万本の動画が見放題になる、国内最大級のサービスです。アニメ専門ではありませんが、全部でこれだけの本数があれば大きな不満はないでしょう。
特筆すべきは、ファミリー向け作品が「キッズ」という別のカテゴリーに分類されていることです。コア向け作品との住み分けが、きちんとなされているというわけですね。
問題があるとすれば、月額料金の高さでしょう。1990円は今回紹介するサービスの中では飛び抜けて高く、この価格で二の足を踏んでしまう人もいるでしょう。
しかし、実際には毎月1200円相当のポイントがキャッシュバックされる仕組みになっています。実質790円であるうえに、レンタル作品も少ないとはいえ鑑賞可能になるのです。
Amazonプライムビデオ
Amazonプライム会員に提供されるサービスのひとつです。会員になればアニメ見放題だけではなく、さまざまなサービスが受けられます。
見放題作品は必ずしも多くないのですが、最新作の視聴も可能です。また、外部のさまざまなチャンネルが登録可能で、その中にはdアニメストアもあります。
プライム会員の会費は月額500円で、年一括払いにすると4900円です。実質月額408円というわけで、今回紹介したサービスの中では最もリーズナブルです。
支払い方法についてもクレカだけではなく、Amazonギフトにも対応していますので、クレカがなくても大丈夫です。クレカがない人が、dアニメストアを利用する「裏技」になりそうですね。
バンダイチャンネル
バンダイといえばガンブラのイメージを持っている人も多いでしょうが、アニメ見放題サービスでもロボット作品の充実ぶりが目立っています。
ガンダムの各シリーズは当然として、他のサンライズ制作作品、マジンガーZをはじめとする過去の名作も提供しています。
見放題作品の中にはロボットアニメ以外にも、現在放映中のものもあります。女児用玩具を取り扱っていることもあり、女児向けアニメもラインナップされています、
月額1000円は今回紹介する中では高い部類に入ります。支払い方法についてはペイパルに対応しており、クレカなしでも大丈夫というのがうれしいところです。
記事まとめ!
どのアニメ動画サイトに登録したらいいか迷っている人は、とりあえず『dアニメストア』を登録しましょう。
無料期間も設定されているので、微妙だなっと思っても気軽に解約できます。
他のアニメ動画サイトも無料期間が設定されてるので、無料期間中だけ利用するのもありです。