「車載Wi-Fiって車中で使うWi-Fiというのは、想像つくけど、本当に便利なの?」
「そもそも車載Wi-Fiって必要なのかな?」
「ここでは車載Wi-Fiがどのようなものなのか?」
そして、どの種類の車載Wi-Fiが適しているのかについて詳しく説明していきたいと思います。
車載Wi-Fiについて
車載Wi-Fiについて詳しく知っていますか?
「車載Wi-Fiってさ」って話しをすすめていくと、意外と知らない人が多いことに気付きました。
ここでは車載Wi-Fiを初めて耳にする人のために、車載Wi-Fiについて詳しく説明します。
車載Wi-Fiってなに?
スマートフォンの通信量を気にせず使うために、ゲームをネットに接続するために、自宅にWi-Fiを設置しているお家は少なくありません。
しかし、自宅を一歩出れば、そのWi-Fiは使うことができなくなってしまいますよね。
折角だったら、通信量を気にせず、ドライブの時にもネットで音楽を聞きたいし、遠出するときに暇だからゲームを車の中でもしたい。
そんな夢を叶えるためにあるのが車載Wi-Fiです。
自宅で使っているWi-Fiと同様で車に置いて使うのが車載Wi-Fiになります。
ただし、自宅に置くWi-Fiは専用のWi-Fiになりますが、車載Wi-Fiは専用のものはないので、自分で自由に選択することができます。
また、車用なので、車屋さんでの購入になると思われる人もいるかもしれませんが、これはあくまでWi-Fiルーターになるので、大手携帯会社や電気屋さん、ネットなどのWi-Fiルーターを提供している会社で契約するようにしてくださいね。
車載Wi-Fiを用途別で紹介
遠出をする際に子ども達が暇にならないようにゲームをしながら移動する。
長距離運転手をしていて、運転中に音楽を聞くといった、大容量が必要な場合と、営業で回るので、仕事で使う範囲で容量が必要と、一人一人、車中で使う容量は違いますよね。
例えば、家族で使ったりと大容量を使う場合は、モバイルルーターがオススメです。
モバイルルーターはスイッチを入れ、簡単に設定ができるので、親御さんが運転中であっても、子どもでも簡単に接続することができます。
しかも大容量で、無制限に通信できるプランもモバイルルーターなら存在するので、容量を気にして使わなくていいので、車だけではなく、車外でも使うことができますよ。
大容量でなくても、車中でWi-Fiを使いたいという場合は、SIMフリーのルーターがおすすめできます。
注意しなければならないのは、どの格安SIMの会社も10GB以下がメインとなっているので、10GBを越えるようであれば、モバイルルーターの方がいいと言えるでしょう。
SIMフリーのルーターでは通信量が増えると、割高になる可能性があるので、大容量や無制限のモバイルルーターとどちらを使うのが賢い選択か、自分で判断する必要がありますね。
もし、どちらを使用するのがいいか分からない…
車載Wi-Fiを接続してプラスに動くかどうかわからないとう人は、まずはレンタルのルーターから初めてみるのがいいかもしれませんよ。
車載Wi-Fiの設定方法と詳細について
車載Wi-FiとしてWi-Fiを使用するには4つのパターンが存在します。
用途とパターン別に設定方法を含め、詳しく説明していきますね。
Wi-Fiモバイルルーターの場合
無制限や大容量のプランを車でも使いたいのであれば、Wi-Fiモバイルルーターがおすすめ。
プロバイダの契約で使えるルーターになるので、決まった会社で契約しなければいけませんが、車だけではなく、持ち運んでポケットWi-Fiとして使用することもできるので、お得です。
設定も基本的にはルーターが届いた日に端末のネットワークキーをスマートフォン側に入力するだけなので、誰でも簡単に接続することができます。
車だけではなく、他の場所でも使いたい人や、車中でかなりの通信量をを使う人にとっては、これが一番のおすすめになりますよ。
SIMフリーのルーターの場合
車載Wi-Fi専用の契約というのはないので、どこの会社でどのように契約しても使用することができます。
そのため、このSIMフリーのルーターを使う場合は、自分で好きな端末を準備し、別で好きな会社に申し込み使うことができるのです。
設定にあたっては、自分ですべてしないといけないので面倒と感じるかもしれませんが、料金も安く手軽に使用することはできます。
安いものであれば月額1000円以下にも抑えることができますが、大容量の使用を希望している場合は、料金が高くなる可能性が高いので注意が必要です。
自分で好きなルーターを選べるとう点ではこだわりのある人にとっては大きなメリットになるのではないでしょうか?
USBの場合
シガーライターの所に直接さす、USBタイプになっているWi-Fiルーターです。
シガーライターの所にさすので、邪魔にもなりませんし、他のルーターと違って転がったりする心配はありません。
何より嬉しいのは、長距離運転でも充電がなくなる心配がないことです。
置き方タイプのルーターだといちいち充電をしなければなりませんが、シガーライターに直接差し込んでいるので、充電が切れる心配もありません。
その変わり、発熱する恐れがあるので、あまり継続的に使うのはおすすめできません。
発熱している?と感じたら、USBも休憩させてあげるようにしてあげてくださいね。
こちらのタイプもSIMフリータイプと同様で、自分で格安SIMの会社を選び設定します。
大きくSIMフリータイプと違うのはUSBタイプで充電がいつでも問題ないという点になりますよ。
スマートフォンの場合
以前使っていたスマートフォンはどうしていますか?
押し入れの奥底に眠っていたりしませんか?
その今使っていないスマートフォン。
実は、車載のWi-Fiになっちゃうのです。
使っていないスマートフォンにSIMフリーのカードを差し込めば、車載Wi-Fiに早変わりです。
このパターンは、SIMフリーのカードや月々の料金だけで済むので、本体の代金を抑えることができるのが利点と言えます。
もし、眠っているスマートフォンがあるのであれば、有効活用してみませんか?
車載Wi-Fiの注意点
車載Wi-Fiは操作上の注意点よりも、取扱いの注意点がとても重要となっていきます。
ここでは、見落としがち、忘れがちな注意点についてお伝えしていきます。
置き忘れに注意
夏の車中は何十度まで上がるか知っていますか?
平気で五十度を超えると言われています。
車載Wi-Fiは五十度以上に対応はしていません。
そのため、夏の車中に車載Wi-Fiを置きっぱなしにしてしまうとどうなるでしょうか?
壊れてしまうのは言わずとも分かる問題ですよね。
秋や冬に車中に車載Wi-Fiを置きっぱなしにしていたとしても問題はありませんが、それでも、直射日光の当たらない所に置くようにしなければなりません。
しかも、冬等に車に置きっぱなしにしているのが習慣となってしまうと、夏になっても、車載Wi-Fiを降ろす習慣が付いていないので、置き忘れをしてしまう可能性が高いです。
できる限り、車載Wi-Fiは、毎回車から降ろし、故障の原因となる置き忘れをしないようにしましょう。
運転中の操作に注意
令和元年の十二月より、今までの運転における取締りは強化されました。
なんと、罰則金も上がり、点数も三倍取られてしまうという大事件に。
その中でも、携帯電話の所持の罰則も厳しくなり、一発免停の可能性も…
しかし、車載Wi-Fiは携帯電話やスマートフォンではないので、問題ないのでは?と思いますよね。
いやいや、問題おおありです。
たとえば、格安SIMを車載Wi-Fiとして使用していたとしましょう。
ただ置いているだけなら良いですが、なにかの拍子に触ってしまったところを、警察官に目撃されたら、車を停められてしまいます。
いくら、スマートフォンではないと伝えたとしても、警察官はあなたの点数を取ろう、罰金を取ろうとしています。
車に接続しているウォークマンの音楽操作をしただけでも、罰則の対象となるので、車載Wi-Fiを触ったところを運悪く見られてしまえば、取締り対象となってしまいます。
車載Wi-Fiだから大丈夫と安心せずに、絶対に運転中は操作もですが、触れることもしないようにしましょう。