Dingtoneってなに?IP電話(050)で唯一SMSが使える!?

IP電話ではSMSが使えないのが常識。
それなのに、DingtoneはSMSが使えるというミラクルな情報が…
そんな気になるDingtoneはどんなシステムになっているのでしょうか?
ネットでもあまり載っていないDingtoneの情報について調べてみましょう。

DingtoneのIP電話ってなに?

アメリカ・カナダ・イギリスの電話番号を取得することで、日本でも電話を発信できるようにするIP電話をDingtoneといいます。
海外の電話番号を取得と言われると、不安に思う人もいるかもしれませんが、海外サーバを経由しているなんて思えない程の、高品質をDingtoneは保っています。
ここでは、Dingtoneの詳しい情報について見ていきましょう。

契約に必要となる料金

アプリをダウンロードして使い、基本的な初期費用といったものは発生しません。
使用した分の金額だけが請求される形となるので、アプリによく『アプリ内課金あり』と表示されていると思いますが、これは、通話をした分だけを請求しますよという意味になります。
電話番号を新しく持つからといって、大手携帯会社のように契約料金が必要になるといったことはありませんので、まずはお試し感覚で契約をしてみても良いのではないでしょうか?

基本となる料金

Dingtoneをダウンロードするのに対しての料金は発生しません。
しかし、Dingtoneで新しい電話番号を取得する場合には、料金が発生してしまいます。
どこの国の電話番号を選ぶかはユーザーが自分で選択することができ、選択した国ごとに基本となる料金は異なります。
ここではアメリカ合衆国の電話番号を取得した場合の料金と課程して説明をしますね。
アメリカ合衆国の電話番号を取得した場合、年間1.99ドルが必要となります。
これは日本円にした場合、約240円です。
年間なので、月々と考えると、たったの20円でDingtoneが使えることになります。
その後は、Dingtone同士で通話やSMSをおこなった場合は、料金は発生しないので、余分なお金は必要ありません。
海外のサーバを使って使用しているので、支払いも海外にしなければならないのではないだろうか?と思うかもしれませんが、月々のスマートフォンの料金と一緒に引かれるので、ユーザーは何も心配する必要はありませんよ。
引き落としをされるタイミングは、月々に分割してからではなく、一括の引き落としとなるので、契約をおこなった、次の月のスマートフォンの請求と一緒に引き落としをされる形となります。
一括支払いのため、例えば1年使わずに途中で解約をおこなった場合でも、使用していない分の残りの月の料金が返ってくることはないので、一度登録をしたら確実に約240円は必要と思うようにしてくださいね。

通話の品質

海外のサーバを経由していると聞くと、通話が遅たり、品質が悪いのではないだろうかと不安に思う人も少なくないと思います。

  • 音質はクリアで聞き取れにくいということはない
  • 相手からの音声は0.8秒遅れてくる
  • 音声が途切れることはない

もちろん、普通の電話回線でも起きることではありますが、電波状況が悪かったりすると、通話にも問題は出てきます。
しかし、それを除いた場合は上記のように特別ストレスを感じるようなことは存在しません。
0.8秒の遅れというのは、1秒にも満たないので、ほとんど感じることはないでしょう。
また、こちらから相手への音声は0.4秒遅れる形になりますが、0.4秒なんてほとんど気にならない範囲です。

DingtoneのIP電話設定方法について

Dingtoneの料金や通話の品質を聞いたら、使ってみようと思う人も出てきたのではないでしょうか?
しかし、次に難解となるのは設定方法。
設定方法が難しければ、使いたいけれど、躊躇しちゃうって人もいますよね。
ここでは、簡単にできる設定方法についてお伝えします。

アプリをダウンロードで簡単に設定

登録するためには、まずはアプリをダウンロードする必要があります。
ダウンロードが完了したら、自分の現在使用している電話番号を登録してください。
多くの人はきちんと080や090と入力するのですが、最初の0は抜いて登録をしてくださいね。
その後、メッセージにてコードが送られてきます。
その送られて来たコードをダウンロードした指定された場所に入力するだけで、登録は完了です。

DingtoneのIP電話を使いたければ新しくスマートフォンを購入しないとダメ?

新しい電話番号を取得すると考えると、新しいスマートフォンを購入しなければダメなのではないだろうか?と思う人もいるかもしれません。
しかし、Dingtoneの電話番号は、あくまでアプリの中に存在するもので、スマートフォンの電話番号ではありません。
つまり、スマートフォン本体の電話番号と、Dingtoneのアプリの電話番号を持つということになるのです。
その為、新しくスマートフォンを購入する必要もありませんし、電話番号を2つ持ちたいという人にとっては、とってもお得になるのです。

Dingtoneのメリット

Dingtoneには、他のIP電話には存在しないメリットが存在します。
ここでは、絶対に抑えて欲しい2点のメリットを中心に紹介していきたいと思います。

電話が転送できる

今まではアプリで通話の転送機能が付いているのは、Skypeだけでした。
しかし、Skypeの転送機能は、わざわざ米国の電話番国を取得し、尚且つ料金が発生するといった、正直、手続きも面倒で、料金も発生し、あまりメリットがあるといえるようなものではありませんでした…
そんな転送機能の充実を願うユーザーの夢を叶えてくれたのはDingtoneです。
Dingtoneは、Skypeのように米国の電話番号を取得しなくても転送機能を使うことができます。
料金も月額料金といった決まったものではなく、転送先までのIP電話の通話料金のみが必要になるだけなので、気軽に機能を使うことができるのです。

国内でも国外でもSMSが使える

今までのIP電話は通話をすることができても、SMSを送ることはできませんでした。
しかし、Dingtoneであれば、SMSを送ることがでるようになったのです。
しかも、国内だけではなく、海外のサーバを使っているので、国外であっても、なにも問題なくSMSを送受信することができます。
もちろん同じDingtone同士であれば、いくらSMSを送信しても受信しても無料で使用できます。
Dingtone同士でなくても、SMSを送受信することができますが、日本のスマートフォンにSMSを送った場合、こちらが送信している番号とは違う番号で届いてしまうという現象がおきることもあるので、その点では注意が必要です。
一番安心なのは、Dingtone同士でSMSをおこなうことですが、今までできなかったIP電話でのSMS送受信は大きなメリットと言えるのではないでしょうか?

スマートフォンを2台持つよりも料金が安くすむ

電話番号が2番号欲しいと考え、大手携帯会社のスマートフォンを2台持ったとしましょう。
そうすると、最低でも2台で1万円近い出費が発生してしまいます。
格安simにしたとしても、スマートフォンの台数を増やせば増やすだけ、基本料金などといった月々に支払う金額が増えてしまうので、料金がかさみます。
しかし、Dingtoneを使用するようにすれば、スマートフォンを2台持たなくても、電話番号を2番号持つことができるので、スマートフォンの2台持ちよりも明らかに費用が少なくて済むのです。
全く、通話をしない場合であれば、年間約240円を12ヶ月で割るため、月々20円の出費で済むことになりますね。
月々たったの20円を上乗せするだけで、もうひとつ電話番号を持つことができるのであれば、スマートフォンの2台持ちよりも、こちらを選択しませんか?