iPad miniのPC化は可能?ノート・デスクトップの代わりに使える?
タブレット・スマホとPCの違い
スマートフォンやタブレットは持ち運んでどこでもネットに接続して各種サービスを気軽に利用できる優秀なデバイスです。ですが基本的な素性としてパソコンとは大きく違う部分があります。
パソコンはグラフィックを活かしたユーザーインタフェースを採用したOSを搭載し始めたころから、複数のアプリを「ウィンドウ」モードで並行動作させて作業効率を改善する助けとする構造を採用しています。
これに対しスマートフォンやタブレットは1本のアプリを「全画面」モードで動かし、1つのサービスに集中する使い方を基本としています。
スマホ・タブレットは例えば動画のコンテンツに集中しやすい作りですが、調べ物をしながらレポートを書くといった使い方は若干苦手にしています。
全画面モードだと調べ物をしているブラウザを見るためには、レポートをまとめているアプリと完全にスイッチする必要があります。「見ながら書く」のがやりにくい構造なのです。
ただ、スマホやタブレットのOSも改善の手が入って、複数のアプリを同時に表示する画面の使い方が実装されるようになってきました。iPadのOSにもそんな機能が組み込まれています。
ただ、その複数アプリを同時表示させる機能はiPadの機種によって微妙に違っているのです。
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— マウス (@mouse060617) August 29, 2025
iPad miniには「ステージマネージャー」がない
iPadの複数アプリ同時表示の方法には今は3つの種類があります。ですが機種によっては全ての機能が使えません。実は今回メインでレポートするiPad miniがその機種だったりします。
出典:https://support.apple.com/ja-jp/102576
デバイスの心臓部であるSoCにアップルシリコンことM1以降のチップを採用したiPadでは次の3つの仕組みが使えます。
- Split View
- Slide Over
- ステージマネージャー(iPad OS 16以降)
このうちステージマネージャーは最もパソコン的な機能でほぼPCの「マルチウィンドウ」機能と同等と考えていいでしょう。
出典:https://support.apple.com/ja-jp/guide/ipad/ipad1240f36f/ipados
この機能では外部ディスプレイを単なるミラー先としてではなく本当の意味で拡張ディスプレイとして認識することができます。
iPadの画面を「拡げ」てそちらにアプリを移動させることも可能です。
ですが残念ながらこのステージマネージャーはiPad miniでは有効化されていません。
このためiPad miniで複数アプリの同時表示を行うならSplit ViewかSlide Overを使うことになります。この二つはどちらかというと「画面分割」とか「タイリング」と言ったイメージで画面を活用します。
iPad miniでも今は十分な実解像度があるので、表示機能上はiPad miniでもマルチウィンドウ表示は十分にできるだけの基本能力はあります。ですが、実画面サイズの関係から本体のディスプレイだけではあまり実用的ではありません。この辺りの制限からOS側で機能に制限(?)がかけられているのかもしれません。
現時点ではM1~M4チップ搭載の機種でしか動かなくなっていますが性能上の問題ではないと思われます。機種のヒエラルキーからくる差別化なのかもしれません。
iPad miniを据え置きでPC的に使う方法とメリット
iPad mini単体ではSplit ViewとSlide Overの実用性はあまり高くありません。
やはりディスプレイの物理サイズが小さすぎるのです。これらの機能を活かすには外部ディスプレイの利用が非常に効果的です。
今では大きなディスプレイとは言えない20インチフルHDディスプレイでも画面2分割ならそれぞれのアプリの表示エリアはかなりの物理サイズがあり、適当に調整さえ行えばかなり快適に2つのアプリの並行利用が可能です。
15インチクラスのモバイルディスプレイでも十分実用になるはずです。
ブラウザで参考になるWebページを参照しながらノートアプリやテキストエディタで何らかの資料作成などをかなり快適に行うことができます。
例えばこんな環境でiPad mini単体とは比較にならない高効率な作業ができます。
今回は外部ディスプレイ出力のためにAnkerのNano USB-Cハブを使いましたが、この製品は複数のUSBポートも備えていますのでUSB接続の様々な周辺機器も接続して利用出来るようになるわけです。
しっかり物理キーボードに慣れている人なら文字の入力速度は大幅にアップしますし、細かな作図などはマウスの方がずっと精密な操作ができます。
基本的な性格としてスマートフォンやタブレットはコンテンツを消費するのに適したデバイスです。何かを生産するクリエイティブな使い途には今のところはパソコンスタイルの方がマッチしやすいです。
このような拡張を行うことでiPad miniの活用範囲をさらに広げることが可能です。