QubiiシリーズのQubii DuoはQubii Proの違いについて解説。
どっちにするか悩んでいる方は参考にしてみて下さい。
正式にAndroid対応
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Qubii DuoはQubiiシリーズの3代目にあたるのでしょうか。現在販売されているシリーズ中では最新機種になります。
この機種以前の2機種、Qubii Pro、Qubii無印はiOS機器にしか対応していませんでした。
どこかでチラッと旧機種でもAndroidスマホのバックアップが出来た、みたいな口コミを見た気もしますが、これにはメーカー保証はありませんのであまりおすすめ出来る使い方ではありません。きちんと確実にAndroidスマホのバックアップを行ないたいなら、Qubii Duoを入手した方が安全確実です。
Qubii DuoをiPhone、iPadと組み合わせて利用する時の機能は従来機種とほぼ同様。充電実行時に自動的にバックグラウンドで写真、動画、連絡先、音楽、SNSにアップした写真のバックアップを行なってくれます。
これと同じことをAndroidスマホでも行えるのですが、Androidスマホではバックアップ対象が若干異なっていて、写真、動画、連絡先とFacebookにアップロードした写真までがバックアップ対象です。
Android環境でも使い方自体は全く一緒で、一度初期設定を終えてしまえばあとは充電実行中に自動的に対象データのバックアップが行なわれる仕組みです。
このバックアップ処理ですが、きちんと差分バックアップが行なわれるようになっていて、前回バックアップした内容から更新された新しいデータだけがバックアップ対象になります。同じデータが何度も重複してバックアップされることはありません。
完全に無駄ではありませんが重複するバックアップはバックアップ用のSDカードの容量を余分に消費してしまいますから、こういったかゆいところに手が届く配慮はありがたいところです。
パソコンに繋いだらマイクロSDカードリーダーとして活用することが出来る機能も継続して搭載しています。
SDロック機能
Qubii Duoでさらに追加された機能として注目したいのが「SDロック機能」です。
この機能を有効化しておくと、バックアップ対象に設定したスマートフォン以外の機材ではSDカードの内容の読み出しが出来なくなります。
この機能を利用すると、万が一、SDカードを落としたりしてしまったときに大切なデータが流出してしまう事故を回避できます。バックアップ対象のデータには連絡先も含まれていますから影響は自分だけには留まらない可能性もあるわけで、安心安全のためには何気に重要な機能になります。
その代わりと言ってはなんですが、この機能を有効化するとQubiiを経由してデータを他の端末に移行する、といった目的には対象SDカードを利用出来なくなります。
まあ、今はSDカードの単価が非常に下がっていますので、データ移行の際にはそれ専用のカードを用意して移行作業が終わったら中身を消してしまうのが安全ですね。
USB Type-Cコネクタ版追加
ハードウェア部分で見ると、Qubii Duoには充電器・ACアダプタに繋ぐ側のオス型コネクタのタイプにUSB Type-C形状の機種が追加になりました。ここがUSB Type-A形状の機種ももちろん残っていますので、コネクタの形違いで2つバリエーション展開が行なわれているわけです。
iPhone 12など、一部のスマートフォンでは付属のACアダプタの出力端子がUSB Type-C化するものも出てきました。そういった機種でQubiiシリーズを利用する際にはUSB Type-Cコネクタバージョンが必要になってきたわけですね。
Androidスマホの方は今は充電器・ACアダプタを本体に付属させず、スマホのみでの販売形態を取るケースが増えていますので、Type-Aバージョン、Type-Cバージョン、どちらでもユーザーそれぞれの使い方にマッチする方を選べば良いでしょう。
パソコンとスマートフォンを併用するユーザーならば、今のところはUSB Type-Aバージョンを選んでおく方が便利かもしれません。コネクタ設置スペースに余裕があるパソコンでは、まだまだUSB Type-A形状のコネクタが主流ですから。
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