家電量販店やソフトバンクショップに行くと◯◯万円還元と、高額な金額が記載されている広告をよく見ます。
この広告を見た誰しもが「これだけ高額な還元、キャッシュバックをしてくれるのであれば、多少制約があってもお得なのではないのか?」と考えます。
そうやって考えてるうちにショップの店員さんに声をかけられゴリ押し感MAXで接客されます。
ゴリ押し感が強すぎて本当に契約してお得なのか疑ってしまう人は大勢いるでしょう。
また、店員さんに料金体制について詳しく説明して貰っても、複雑な携帯料金を理解できる人はほとんどいないはずです。
そして、最後まで説明を聞いたら、契約しないといけない雰囲気になってしまい契約してしまった…なんてことになります。
なので、今回は家電量販店、ソフトバンクショップの高額還元は店員が言うように本当お得なのかについてと、ソフトバンクの料金を少しでも安く維持する方法を説明したいと思います。
結論から言ってしまうと、家電量販店、ソフトバンクショップで選択するプランによっては、他社からMNPする人は十分お得で、格安で利用することが可能です。
ソフトバンクを契約しようと思っている人には、役に立つ記事となってるので、是非参考にしてみてください。
ソフトバンクの月々の料金を格安にするための裏技を紹介
まずは、ソフトバンクのスマートフォンをどんなプランで契約したら格安で利用できるか軽く説明していきます。
- 1年おトク割 毎月1,000円割引
- 下取りプログラム 毎月最低100円から2,000円前半 割引(端末で異なる)
- おうち割 毎月1,000円割引
以上3つがソフトバンクを格安で利用するための条件となります。
後ほど詳しく説明しますが、
「①1年おトク割」「②下取り割引」は誰でも簡単に利用できるので、利用しましょう。
条件1 1年おトク割で毎月1,000円割引
ソフトバンクの1年おトク割とは、新規契約や機種変更をする際に、
ウルトラギガモンスター+またはデータ定額ミニモンスターのプランを選択することによって、
1年間月々の料金から1,000円の割引が入ります。
ウルトラギガモンスター+は、どんなプラン?
ウルトラギガモンスター+は、月額料金5,980円でパケットを50GB使うことができ、対象のアプリケーションがカウントフリーで使い放題になります。
対象のアプリケーションにはYouTubeやHulu、LINE、Instagram、Twitterなどがあります。
動画アプリは、たくさんのパケットを消費するので、YouTubeなどの動画アプリを使用する人にはオススメのプランになります。
ウルトラギガモンスター+は「データ定額 50GBプラス」と呼ばれることがあります。
データ定額ミニモンスターとは、どんなプラン?
データ定額ミニモンスターは、使ったデータ通信容量(パケット)で料金が変動するプランで最低料金が1GBで2,480円、最高が50GBで6,980円となっています。
50GB以上使う人はウルトラギガモンスター+、全く使わないで安くしたい人はデータ定額ミニモンスター!
1,000円の割引を適用させるために「ウルトラギガモンスター+」か「データ定額ミニモンスター」のどちらかを選択します。
あまりスマートフォンを利用しない人は「データ定額ミニモンスター」を選択します。
また、おトク割は1,000円割引は期間限定で1年間となっています。
1年経過してしまうと1,000円割引は、
無くなり普通料金になってしまうので、1年経ったら解約して、
新たにMNPでソフトバンクを契約するとお得に使うことができます。
条件2 下取り割引は毎月最低100円から2,000円前半〜割引!
ソフトバンクではスマートフォンやガラケーを契約する際に下取りに出すと、毎月の月額料金から割引が入ります。
割引される額は、下取りに出すスマートフォンやガラケーの機種で異なり、最大2,000円前半まで割引が入ります。
下取りによって割引される期間は、ソフトバンクを解約しない限り24回まで月々の料金から割引となります。
個人的には下取りに出すスマートフォンは、中古で安く手に入れたスマートフォンで十分だと思います。
もし、今使っているスマートフォンが必要なければ下取りに出すのもアリです。
中古で安く手に入れたスマートフォンを下取りに場合だと、毎月最低450円の割引にしかなりません。
価値のあるスマートフォンを下取りに出す場合は、フリマなどで売却した方がプラスになることがあります。
- 中古端末を購入して下取り
- 自分の持っているスマートフォンを下取り
下取りは、24回でやっと全部買い取りの金額を回収することができるようきなっています。
割引される端末はたくさんあり、金額も異なるので、下取りのスマートフォンを入手する際に悩んでしまいます。
今回は、1年間で解約するので全てを回収できませんし、回収できる金額も大きくないです。なので、あまり優先度は高くありません。あまり悩まないように軽い気持ちで実行しましょう。
条件3 おうち割で毎月の料金から1,000円割引!
ソフトバンクのおうち割とは、契約しているインターネット回線とソフトバンクで契約しているスマートフォンをセットにする事で毎月1,000円の割引となっています。
ちなみにソフトバンク光だけではなく「SoftBank Air」とスマートフォンのセットも割引ができるようになっています。
その他にも、NURO光など対象のインターネット通信サービスはあるので、以下のサイトで確認しておきましょう。
もしかすると自分が契約しているインターネット通信サービスがあるかもしれません。
https://www.softbank.jp/mobile/campaigns/list/ouchiwari-hikari/
条件をクリアし実際に契約してみると月々の料金はどうなる?
今回説明した「1年おトク割」「下取り割引」「おうち割」の割引を実際に適用し、ソフトバンク回線を契約した場合、料金はどのくらいになるのかを計算していこうと思います。
実際に料金のシミュレーションをしていきますが、ソフトバンクのインターネット代理店「スマホ乗り換え.com」の案件でやっていきたいと思います。
「スマホ乗り換え.com」の案件では、契約する端末によってキャッシュバックが異なったりします。
- 型落ちで一括0円購入で3万円のキャッシュバック
- 最新機種で一括数千円でキャッシュバック無し
があったりします。
初月(契約月)の料金
新規契約事務手数料 3,000円
通話基本プラン 1,200円/日割り
web使用料 300円/日割り
ウルトラギガモンスター+ 5,980円/日割り
合計 〜日割り
2ヶ月目の料金
通話基本プラン 1,200円
web使用料 300円
ウルトラギガモンスター+ 5,980円
おうち割 -1,000円
下取り割引 -450〜
1年おトク割 -1,000円
合計 5,030円
3ヶ月目 〜 13ヶ月目の料金
通話基本プラン 1,200円
web使用料 300円
データ定額ミニモンスター 2,480円〜
おうち割 -1,000円
下取り割引 -450〜
1年おトク割 -1,000円
合計 1,530円×11ヶ月=16,830円
14ヶ月目(解約月)の料金
通話基本プラン 1,200円
web使用料 300円
データ定額ミニモンスター 2,480円〜
合計 3,980円
初月(契約月)と、2ヶ月目は「ウルトラギガモンスター+」の高いプランにしているので、疑問に思った人も多いでしょう。
「ウルトラギガモンスター+」を選択しているのは、スマホ乗り換え.comで、お得なキャンペーンを適用させるために必要だったからです。
スマホ乗り換え.comに限らず、ソフトバンクショップでも「ウルトラギガモンスター+」を最初に選択して申し込むとお得になるようになってます。
スマホ乗り換え.comだけある訳ではないです。
合計金額!!
初月(契約月)の日割り計算になるので、
初月の料金を入れないで解約までにかかる金額合計してみると約25,840円程度になります。
25,840円で13ヶ月間維持するので、1ヶ月の平均を計算してみると1,987円程度になります。
2,000円以内に収まっているので、かなりお得です。
しかし、ソフトバンク光やSoftBank Airを契約していない人は、おうち割が適用にならないので月々プラス1,000円になり、1ヶ月を平均すると2,987円程度になります。
結果、毎月の料金は3,000円程度で、新品の端末とキャシュッバックと考えれば十分お得だと言えます。
格安ソフトバンクの契約で気になる事について!
2年未満の解約は違約金が発生するけど解約はいつがいい? 14ヶ月目or更新月のどっちか!
ソフトバンクは契約月を含む13ヶ月以内に解約してしまうと、ソフトバンクのブラックリストに入ってしまうことがあるので13ヶ月は必ず維持するようにしましょう。
ブラックリストに入ってもいい人は13ヶ月以内に解約しても問題ありません。笑
とりあえず、ソフトバンクを解約するは契約月を1ヶ月目とし、14ヶ月目に入って解約するのがオススメです。
14ヶ月目には、1年おトク割の1,000円割引も終わっているのでちょうどいいタイミングとなります。
また、おうち割で毎月1,000円の割引されている人は、月々2,500円程度なので、14ヶ月目で解約せずに2年間(更新月まで)利用するのもアリかなと思います。
- おうち割がない人は、14ヶ月目に解約
- おうち割がある人は、14ヶ月目or更新月まで
端末を売却すれば利益が出るのか? 約1年間ソフトバンクのスマホが使え小遣いもゲット!
初月の日割りを含まないでの費用 おうちセット割アリ場合
契約事務手数料 3,000円
14ヶ月までの維持費 25,840円
違約金 9,500円
合計 38,340
初月の日割りを含まないでの費用 おうちセット割ナシ場合
契約事務手数料 3,000円
14ヶ月までの維持費 25,840円
違約金 9,500円
合計 49,340円
これ以上の利益を出せば、約1年間ソフトバンク回線が使うことができ、お小遣いもゲットできます。
キャッシュバックや購入端末によって利益の変動はありますが、1回線につき2,3万円程度なら利益は出るでしょう。
iPhoneだと、値落ちはそこまで激しくありません。
私が実際に購入した案件
2019年4月の下旬にソフトバンクで購入した端末はAndroidの『HUAWEI』です。
解約までにかかる利用料金
ソフトバンクでは180日以上維持しないとブラックリストになってしまう可能性があるので180日以上維持します。
税込み計算となっています。
項目 | 金額 |
---|---|
通話基本プラン | 302円/日割り |
ウェブ使用料 | 75円/日割り |
データ定額50GB ギガモンスター |
1,506円/日割り |
ユニバーサルサービス料 | 2円 |
契約事務手数料 | 3,240円 |
合計 | 5,125円 |
2ヶ月目〜6ヶ月目の料金
項目 | 金額 |
---|---|
通話基本プラン | 1,296円 |
ウェブ使用料 | 324円 |
ミニモンスター | 2,678円 |
ユニバーサルサービス料 | 2円 |
下取りプログラム | -225円 |
スマホスタート割 | -225 |
1年おトク割 | -1,080 |
合計2,770円×5ヶ月分 | 13,850円 |
7ヶ月目 解約月
項目 | 金額 |
---|---|
通話基本プラン | 1,296円 |
ウェブ使用料 | 324円 |
ミニモンスター | 2,678円 |
ユニバーサルサービス料 | 2円 |
解約金 | 10,260円 |
下取りプログラム | -225円 |
スマホスタート割 | -225 |
1年おトク割 | -1,080 |
合計 | 13,030円 |
支出
項目 | 金額 |
---|---|
契約事務手数料/月々の料金/解約金の合計 | 32,005円 |
端末代金 | 24,240円 |
転出手数料(格安SIM) | 3,240円 |
違約金(格安SIM) | 約10,700円 |
支出合計 | 70,185 |
収益
項目 | 金額 |
---|---|
端末売却(見込み) | 77,000円 |
キャッシュバッククーポン | 11,000円 |
合計 | 88,000円 |
88,000円(収益) ー 70,185円(支出) = 約1万8千円の利益!
端末値引き6万円でしたが税抜き価格だったので、税込みにすると64,800円値引きされました。
1回線での乗り換えだったので、2回線するともっと値引きされたでしょう・・・。
ソフトバンク新規契約の注意点について!
ソフトバンクのAndroidを購入した人のSIMは購入したAndroidでしか使えないようになっている
ソフトバンクを契約し端末を売却して、利益を出そうと考えている人は注意しないといけないことがあります。
それは、ソフトバンクのAndroidの端末を購入した時、simカードは購入したAndroidの端末でしか使えないように設定されています。
なので、契約したソフトバンクSIMカードでSIMフリーの端末に挿しても使うことができないようになっています。
購入した端末に飽きてしまい、違うsimフリーの端末に挿入しても使えません。
端末を売却する人でも最低1年維持する形になるので、せっかくなら1年ソフトバンクの回線を使いたいですよね。
ソフトバンクで購入した端末を以外を使うかもしれない人や、使う予定の人は気をつけましょう。
ソフトバンクで一度に契約できる回線数は2回線まで!
基本的にソフトバンクで一度に契約できる回線数は、1名義で2回線までとなっています。
そして、一度、契約してしまえば、181日以上経過しないと新規でソフトバンクを契約できないようになっています。
ですが、例外として3月の新生活向けのキャンペーンでは、同時に5回線契約できたりします。
ガラケ→スマホ割が終了しているのでソフトバンクの場合ガラケーを準備する必要はない!
ガラケ→スマホ割というのが、他社で利用しているガラケーまたはガラホからソフトバンクのスマートフォンにMNPすることで1年間限定ですが毎月1,980円割引というかなりでかいキャンペーンでした。
毎月、1,980円割引されるのでわざわざフリマサイトでガラケー/ガラホを購入し、ソフトバンクに乗り替える裏技がありました。
しかし、ガラケ→スマホ割が2019年1月16日(水曜日)に終了してしまったせいで、ガラケー/ガラホを購入してソフトバンクに乗り換える必要がなくなりました。
ガラケー→スマホ割が終了してしまい残念ですが、ソフトバンクのスマホ割は定期的に行われているので、お得に契約したい人は、焦らず待っておくといいでしょう。
インターネットの代理店で下取り割引を適用させるには近くのソフトバンクショップに持っていくことが必要
インターネットの代理店などで契約し「下取りプログラム(のりかえ)」を適用させた場合には、契約後にソフトバンクショップに行き端末を下取りして貰う必要があります。
実際に提出する端末のキャリアは、MNPで使ったキャリアじゃなくても問題なくキャンペーンを適用させれます。
auからソフトバンクにMNPした人はauのスマートフォンかdocomoのスマートフォンを下取りにできます。
ドコモからソフトバンクにMNPした人もauのスマートフォンかドコモのスマートフォンを下取りにできます。
ラクマなどのフリマサイトで安く手に入った端末でいいと思います。
インターネットで簡単にクーポンを取得できたりする!
新規や、MNPでソフトバンクを契約した人は、11,000円分のTポイントだったり、現金キャッシュバックを受け取ることができます。
簡単にインターネットで取得できるので、Yahoo! JAPAN IDで取得しておきましょう。
クーポンの詳細は以下のサイトで確認してください。使い方はクーポンを取得して店舗で見せるだけです。
https://smartphone.yahoo.co.jp/special/coupon
記事まとめ
今回はソフトバンクの高額還元はお得なのかについてと、ソフトバンクの料金を少しでも安く維持する方法や注意点について説明していきましたが、どうだったでしょうか?
インターネットのソフトバンクの代理店でもSoftBankショップでも格安で端末を購入することが可能で、月々安く利用することができます。
そのためには、「1年おトク割」「下取りプログラム」「おうち割」を適用させる必要があります。
「1年おトク割」「下取りプログラム」は簡単に利用できるので、この2つはやっておくことをお勧めします。
家族で、ソフトバンクのスマートフォンを使っているのであれば、インターネット回線を「おうち割」できる回線にすることをお勧めします。
1,000円の割引でインターネット代金を抑えることができるし、自宅にwi-fiがあるだけでパケット容量を抑えることができます。
月々の料金とは異なりますが、ソフトバンクを新規契約する人は11,000円分のTポイントが貰えたりするのでエントリーしておきましょう。
売却目的でソフトバンクを契約してもプラスに持ってくることができ、1年間ソフトバンクを利用することができるので是非。