【無料】制限なく読める漫画アプリ7選!
今の電子書籍はこちらがメイン
現在の電子書籍の読み方には大きく分けると2種類のやり方があります。
1つは書籍データの買い切りに近いタイプ。従来の本を購入するのに近いやり方で1冊ごとに対価を支払い、書籍データをダウンロードして手元のデータを使って読みます。
もう一つのやり方は動画や音楽のストリーミングサービス、サブスクリプションタイプのサービスに近いやり方ですね。毎月定額の料金を支払ってその範囲で読む本のページをその都度ダウンロードしながら読むもの。定額料金の範囲に入らない本は追加料金を支払って「レンタル」するようなイメージです。
AmazonのKindleなどは前者。最近流行で大きく盛り上がりを見せているスマホアプリのマンガ対応のものは後者であるケースが多くなっています。
https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/manga-store
今でもKindleが電子書籍大手であることに変わりはありませんが、トータルのユーザー人口とか勢いの面では後者のサービスがとても強くなっていますし、シェアの面での存在感も大きくなっています。
後者のタイプの電子書籍サービスでも基本的には有料サービスが多くなっていますが、この記事ではそんな中でも無料で読めるマンガ対応電子書籍サービスをピックアップしてまとめていきます。
厳密にみると…。
最初にちょっとお詫びしないといけないかもしれませんが、本当に「完全に」無制限かつ無料でマンガを読み放題になるサービスって実はありません。
制限と言いますかサービスの範囲が限定されると言いますか、無料で読めるマンガがたくさんあるアプリ・サービスでも世にあるすべてのマンガをタダで制限なしに読むのはさすがに無理なのです。
サービスごとに異なりますが何らかの「制限」が少しずつ付いています。この辺りも含めて以下でおすすめマンガアプリ・サービスを説明していきますね。
おすすめサービス7つ
ではおすすめマンガアプリ・サービス7つ順番に説明していきます。
マンガワン
マンガワンは小学館が運営するマンガの配信サービスです。
https://manga-one.com/
特徴としては期間限定にはなりますが、無料であるタイトルの複数話分を一気にまとめて読むことができる「全巻一気」読みに対応する点が大きなものです。
通常の仕組みを使って無料でマンガを読む際には1日2回に分けて4ポイント回復する「ライフ」を消費して1日最大8話まで読み進めることもできます。
また、いろいろなミッションをクリアすることで入手するSPライフも利用出来ます。
通常のライフと異なりSPライフはいくらでもためておけますので、こちらも有効活用するのが使い方のコツになるでしょう。
もちろん課金することで利用権をチャージすることもできます。こちらはチケットと呼ばれます。
GANMA!
GANMA!は広告を見ることでマンガをみる権利をゲットするタイプのサービスです。上手に使うことで1話1話を一気に読み切ることができます。時間で自動回復するタイプのサービスよりも待ち時間はずっと少なくなります。
https://ganma.jp/
このサービスも基本的には自社のサービスで配信するマンガを読むためのもので、他社作品の扱いはあるもののそちらを利用するには「GANMA!プレミアム(680円/月)」の契約が必要です。また、連載が終了している完結済み作品を読むにもGANMA!プレミアムが必要になります。
ちなみにプレミアムを契約したユーザーはCM視聴なしに連載作品を一気に読めるメリットもあります。
ピッコマ
ピッコマは無料で使う場合には「23時間待つ」ことでマンガ1話分を読む権利がチャージされるタイプのアプリ・サービスです。
https://piccoma.com/web/about_piccoma
そのほかにも特定の条件をクリアすることでマンガを読む権利を獲得出来ますし、一部の作品は期間限定で何話分か無料で公開されたりします。こういったものを上手に利用することで、かなり多くのマンガのそれなりの話数を無料で読むことも出来るようになっています。
ただ、このサービスで取り扱う作品の数には限りがあります。やはり横断的に全部のマンガをカバー出来るタイプのサービスではありません。
pixivコミック
ユーザー投稿型のイラストコミュニケーションサービスのpixiv扱いのマンガが読めるアプリ・サービスです。
https://comic.pixiv.net/
元々はどちらかと言えば「インディーズコミック」的なイメージが強かったpixivコミックですが、最近はTVドラマにもなった大人気の「おじさまと猫」のようなかなりメジャーなタイトルも生まれてきています。
pixivコミックアプリはブラウザ経由でWeb版のpixiv閲覧に近いイメージで利用することが出来ます。基本無料で利用ができ、連載マンガも読めるようになっています。そのかわり無料ユーザーは広告が表示されますし、一部機能に制限が付くようになっています。
Webサイト側と共通するサブスクリプションの「pixivプレミアム(550円/月)」を利用することで、機能のフル解放と広告の非表示対応が行なわれます。
ネット発信の最新の話題のコミックに真っ先に触れられることが大きな強みですが、大手マンガ誌などの作品は基本一切扱いがありません。
アルファポリス 小説・漫画を読もう
こちらもユーザー投稿型の小説・マンガサービスである「アルファポリス」の作品を読めるアプリになっています。
https://www.alphapolis.co.jp/viewerapp/
このサービスもpixivコミックに近いイメージで、自社サービスの作品に特化することで無償利用を可能にしているタイプのサービスです。
アルファポリスはマンガだけではなく「なろう系」なんて呼ばれるライトノベル系の小説にも非常に強い作品ライブラリを持っていますので、マンガだけではなくそちらにも興味のあるユーザーには嬉しいアプリになってくれるはずです。
このサービスもネットで話題になる作品に真っ先に触れられる可能性がありますが、やはりメジャー誌掲載作品の扱いがないのは弱点になるでしょう。
ヤンジャン!
ヤンジャン!は名前から想像出来ると思いますが、ヤングジャンプなどを発行している集英社の、主に青年向けマンガ雑誌の掲載作品を真っ先に読めるアプリです。
https://ynjn.jp/
最新話は基本的には有料の「ゴールド」を使って読みますが、「ボーナスゴールド」で代用することも可能です。
また、特定のお話を初回のみ無料で読めるパターンや、23時間待つことで読む権利をゲット出来る「チケット」といった方法も準備されています。また、ボーナスゴールドは「連続ログイン」や動画を見るといったミッションで獲得でき、これを貯めて気になる作品をまとめて読むこともできる仕組みになっています。
マンガがうがう
こちらのサービスは双葉社が運営するものです。同社が発行している漫画作品を読むことができます。
https://gaugau.futabanet.jp/list/app
同社のコミックは「なろう系」小説の名前の由来でもある「小説家になろう」掲載の小説のコミカライズ作品をたくさん扱っているのが大きな特徴になります。
毎日7時と18時に回復する「がうポイント」を利用して、毎日最大4話まで無料で作品を読むことが出来るようになっています。
一般公開前に先行してお話を見ることができる仕組みもありますが、こちらを利用するにはイベントなどでゲットできるボーナスポイントや、課金して入手する有料コインが必要になります。
無料で読める漫画アプリ!
1位 マンガワン
『マンガワン』は出版社系マンガアプリで日本一を誇る2,000万ダウンロードです。
『マンガワン』は週刊少年サンデー、ゲッサン、サンデーGXを発行している小学館が運営しています。
週刊少年サンデーを発行している会社なので、週刊少年サンデーで連載している作品が多いのか?と思われがちですが、メインコンテンツはオリジナル作品です。
オリジナル作品もクオリティーが高くかなりの好評です。
もちろん、小学館が発行している週刊少年サンデーなどで人気の作品も無料で読めたりします。
なので、無料系のマンガアプリの中では品揃えもよくマンガアプリでは1番人気です。
『マンガワン』では、
・モブサイコ100
・からかい上手の(元)高木さん
・闇金ウシジマくん
・土竜の唄
などの人気作品がたくさんあります。
マンガワンは100作品以上の漫画を取り扱っているので、自分が好きなマンガ、好きになりそうなマンガを見つけることができます。
システムは課金を好まないユーザーでも、デイリーボーナス、ライフ回復で無料で作品を読めるので楽しめるようになっています。
デイリーボーナスは1日1回、ライフは朝9時と夜9時に回復します。
もし、続きが気になって課金する場合は、1話20円で読めるようになっています。
1話20円は他のマンガアプリとも比べてみても安いです。他のマンガアプリだと80円するところもあります。
また、「ちょい足し」という課金サービスを利用すると作者にもお金が入るシステムになっているので、応援して作品のイラストなどを楽しみたい人にうってつけです。
2位 マンガBANG!
マンガBANG!は1200万ダウンロードされている人気無料マンガアプリです。
運営会社は株式会社Amaziaで、マンガを取り扱っているIT企業となります。
出版社系が運営しているアプリではないので、ジャンプやマガジン、サンデーで人気だったのマンガが多数あります。
マンガBANG!では
・金色のガッシュベル
・僕たちがやりました
・ワンピース
・デスノート
・進撃の巨人
・監獄学園
・七つの大罪
・ちはやふる
・四月は君の嘘
・HUNTER×HUNTER Archive
・新宿スワン
・サラリーマン金太郎
などの人気作品を取り扱っています。
マンガBANG!のシステムは1日に無料で貰えるチケット8枚とCM視聴でコインをゲットと他のマンガアプリとほぼ同じです。
オリジナルコンテンツより、人気の有名作品を読みたいって人にはお勧めです。
3位 サンデーうぇぶり
サンデーうぇぶりでは、マンガワンと同じ小学館が運営しているマンガアプリになります。
週刊少年サンデー、ゲッサン、サンデーGXを発行している会社なので、週刊少年サンデーで連載している作品、連載が終了した作品を読めます。
メインコンテンツ、目玉作品は、レジェンド作品になりますがオリジナル作品も配信しています。
サンデーうぇぶりでは、
・タッチ
・名探偵コナン
・MAJOR
・からくりサーカス
・犬夜叉
・今日から俺は!!
・焼きたて!!ジャぱん
・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
などの有名な作品があり、最初から読むことができます。
チケット、コイン、ポイントを消費してマンガを読むシステムなので他のマンガアプリと同じ仕様となっています。
ダウンロード特典でかなりのポイントがあるので、読みたいマンガをガッツリ読むことができます。
ただ、初回特典では大盤振る舞いですが、一日にゲットできるチケット数が少ないので一気に読むのが厳しいです。
4位 マンガMee
マンガMeeは出版社が運営しているマンガアプリです。
そして、少女マンガに特化したマンガアプリとなっています。
男性向けのマンガアプリだけじゃなく、女性向けのマンガも読みたい人は『マンガMee』一択でしょう。
マンガMeeで取り扱っている作品は以下となっています。
ヒロイン失格
センセイ君主
君に届け
ママレード・ボーイ
俺物語!!
以上のようにアニメ化、実写化された作品を多く取り扱っています。
集英社の超有名マンガから連載中のマンガまで幅広く取り扱っています。
マンガMeeは1日1話を読み進めていく「待てば無料」システムとなっており、まとめて読むのは厳しいです。
なので、マンガMee内でいくつかの少女マンガを見つけ、1日に1話いろんなマンガを読み進めていくと楽しめます。
もちろん、他のマンガアプリと同様に、動画再生でもう1話読めるシステムもあります。
マーガレット、ココハナ、りぼんなどの少女マンガを求めている人はかなり楽しめます。
5位 サイコミ-Cycomics-
サイコミはグランブルーファンタージーなどの有名ゲームを運営している株式会社Cygamesが提供しています。
なので、有名マンガを取り扱うより、オリジナルコンテンツや運営しているゲームのマンガなどを多く取り扱っています。
作品は他のマンガアプリと比べ、取り扱い作品が少ないですが、60以上のマンガがあります。
有名なマンガより、マイナーな作品を一から応援したい人などにサイコミはお勧めです。
マイナーな作品を読みたい人はサイコミがお勧めです。
マイナーな作品を扱っている分、無料で読み進めていくことが簡単で課金せずに多く作品を読むことができます。
サイコミで取り扱っていうる人気のマンガは以下のようになっています。
・TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには:バトル、格闘マンガ、最強コンビニ定員
・明日、私は誰かのカノジョ
・恋愛、レンタル彼女、パパ活、整形
・グランブルーファンタジー
・ゾンビランドサガ
アニメ化されたマンガも多いので聞いたことのあるマンガも多数存在します。
サイコミは他のマンガアプリとは違い、サイコミでしか読めないマンガを取り扱っているので気になる方はダウンロードしてみてはどうでしょうか。
複数のマンガアプリをインストールしておくともっと楽しめる!
今では、インターネットに強いIT企業からもマンガアプリを提供しているので、出版社系も合わせるとかなりのマンガアプリが存在します。
そして、マンガアプリによって特徴や、無料で読めるマンガも異なります。
また、マンガアプリを利用したことがある方は経験があると思いますが、
連載中のマンガ、人気のマンガマンガを無料で読むためにはコインや無料チケットが必要なシステムとなっています。
コインやチケットを無料ゲットするためには、短い動画を視聴したり、時間を置いてコインを獲得する必要があります。
つまり、1つのマンガアプリだと、物足りないと感じることがあります。
通学中や通勤中の暇つぶしに利用したい人は、自分に合った複数のマンガアプリのインストールしておきましょう。
まとめ
今回取り上げたマンガアプリ・サービスではどの系列のサービスも読めるマンガ作品の範囲に限りがあるものが多く、1つのサービスだけ契約しておけば読みたいマンガを全部カバー出来る、なんてことには残念ながらなりません。
ちょっと面倒かもしれませんが、複数のアプリをインストールして読みたい作品ごとにアプリを使い分ける必要があるでしょう。そうですね..、リアル側のもので例えると、マンガ誌を選ぶイメージで使うアプリを切り替える感じが近いでしょうか。
1つのアプリだけでできるだけ多くの作品を読みたい、と言う場合には、今のところは有料のサービスを利用するしかないのが現状ですね。