二人で音楽・動画をシェアしたいなら100均ダイソーのイヤフォンスプリッターがお勧めです。
実際に購入して使ってみたので、購入を検討されている方は参考にしてみて下さい。
ちなみに、Amazonで4極の分岐で人気なのは以下の商品です。
100均のより使いやすい作りとなっています。
分配器をダイソーで実際に購入!
スマートフォンで聴く音楽、見る動画、一つの画面をシェアして2人で一緒に楽しみたいことってありませんか?
例えば旅行で移動中にお子さんと、パートナーと一つのコンテンツを楽しむ、なんてシチュエーションですね。
公共の空間でスピーカーから音を出すなんて言うのは論外なお話ですから、もちろんイヤフォンやヘッドフォンを使うことになります。
こんな時に便利なのが今回取り上げるダイソーの「イヤフォンスプリッター」。もっと簡単に言えばイヤフォンジャックの「分配器」ですね。スマホなどのイヤフォンジャックを2つに増設してくれるような機器です。
早速ダイソーで購入してみました。
これももちろん110円です。
100均イヤホン分岐はシンプルなカタチで4極対応
他のダイソーの商品と同じように、イヤフォンスプリッターも非常にシンプルでミニマルなカタチ、作りになっている製品です。余計なことをしない分、逆に安っぽさがない上手な物作りかもしれませんね。
色はやはり白。日本で極めて高い市場シェアを持つiPhoneとの併用を一番意識しているのでしょう。
分配したあとの2つのイヤフォンジャックの間隔は広いとは言えませんが、よほどゴツイイヤフォンコネクタ部を持つイヤフォンでなければ問題なく2本並べて接続出来ると思います。
本格的なヘッドフォンではステレオミニプラグではなく標準プラグを採用しているものがあります。これに変換コネクタを付けた場合には隣との干渉が問題になるかもしれません。
また、スマートフォンとの併用を考えた製品だけに、マイクも使える4極対応になっているのは気が利いていますね。有線でマイク付きのイヤフォン(厳密に言うとヘッドセット)がそのまま使えます。
【100均】4極マイクイヤホン分岐の使い心地、レビュー
スマホのイヤフォンジャックへの差し込みは堅くもなく緩くもなく、キッチリとハマってくれます。たまーにこの辺りの工作精度が甘くて簡単に抜けてなくしてしまいがちな製品もありますが、その点は心配無用。
また、イヤフォンスプリッターにイヤフォンを挿す側もキッチリしっかりはまるようになっています。全く問題なく使えます。
イヤフォンスプリッター経由でイヤフォンを接続しても音量などに変化は感じませんでした。
すごーく厳密にみると、こういった機材を間に挟めば挟むほどオーディオ的には信号の品質は劣化していきます。できる限りシンプルな配線で済ませるのがベスト。一応、便利性と性能を天秤にかける、と言うことにはなりますね。
ただ、通常使う範囲では音質の劣化にはまず気づかないでしょう。問題ないクオリティで音楽も動画も鑑賞できます。
ものは十分にコンパクトではあるのですが、スマートフォンに付けっぱなしにしておくには少々出っ張りすぎな感じがありますね。ポケットやポシェットなどへの収まりは大分悪くなりそうです。
まあ、使い方、使うタイミングから考えてスマホに付けっぱなしで利用することはあまりないとは思いますけれども。そうなるとイヤフォンスプリッターをなくしてしまう可能性が出てきそうなサイズ感ではあります。
【100均】4極マイクイヤホン分岐の弱点も
便利に使えそうなダイソーのイヤフォンスプリッターですが、少々弱点もなきにしもあらず。
イヤフォン端子からすぐ本体が始まる形状になっていますので、多くのスマホケース、ジャケットと干渉してしまうのです。イヤフォンジャック周辺に余裕を持った切り欠きがないケースとは併用できません。
著者がXperia 1 IIIで使っているケースもアウトでした。
ただ、気になる点はこれぐらいで、あとは使用する上でも何も問題はありません。使用頻度が高くなるような製品ではありませんが特定の用途ピンポイントでフィットさせるダイソーらしい物作りだなぁ、と思います。